浪漫ドクター キム・サブ第7話「不安要素」

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トルダム病院に押しかけたコサン病院の医師たちを不審な目で見つめるトルダム病院スタッフたち。

コサン病院院長ト・ユンワンが外科科長ソンにチームを組ませ派遣したのだ。

目的は、理事長の手術を阻止することとプ・ヨンジュ(キム・サブ)を医学界から追放すること。

これはトルダム病院院長のヨ・ウニョンにも知らされていなかった。(ト・ユンワンとヨ・ウニョンも仲が悪いようだ。過去に何かあったことを匂わせる)

ふてぶてしく院内を闊歩するコサン病院から来た女スタッフたち。(着ている制服がまるでパジャマのようで笑える。トルダムの制服の方がずっとカッコいいや)

コサン病院院長から「プライドを賭けて勝負しろ!」とハッパをかけられて来た彼ら。

しかし、実力はトルダム病院のスタッフたちの方が明らかに勝っていた。

コサン病院院長の息子ト・インボムも父から勝つように迫られる。

実は派遣されたスタッフたちは、派遣の理由を知らない。

左遷されたような気分でいる。

一方、ソジョンは幼なじみのインボムと一緒に仕事ができるので、内心は嬉しそうである。(今のところは腹違いの兄弟なのかどうかは分からないが)

外科科長ソンに室長昇進の辞令を手渡された医事課長チャン・ギテ。懐柔しようと企んでいるらしい。

病院の裏事情やキム・サブの弱みなど、アラを探そうとする。

看護師長オ・ミョンシムは「何とかしないと、また彼らの企みにやられてしまう」とキム・サブに迫る。(看護師長は過去の経緯を全て知っているようだ)

病院に最新の医療機器が続々と搬入される。はしゃぐソジョンを笑顔で見つめるキム・サブの携帯に会長から連絡があった。

入院・手術の催促だ。

刃物で刺された男性が病院に運ばれてきた。

そこに別の患者が緊急搬送されてきた。

この患者の方が急を要するらしい。刃物で刺された患者はとりあえず止血した。

院内が急に騒がしくなってきた。

離れた場所では、外科科長ソンがドンジュに話しかける。

「自分に付くか?キム・サブに付くか?」

そこにインボムが現れた。

「なぜここに来た?院長の息子なのになぜ飛ばされた?」

インボムは答えた。「修行に来ただけだ。お前と違ってすぐに戻れる」

ドンジュはインボムに言った。

「お前はコネ以外で僕に勝てるものがあるか?」

インボムはこの言葉が引き金になり、ドンジュを殴ってしまう。

そこへ二人を呼びに来た元患者でアルバイトのウ・ヨナ。(身元不詳な謎の美人)

ドンジュは唇から血を流しながら救急室に向かう。

さて、救急室では刃物で刺された男性の診察で、ナイフの刃先が体内に残っているらしい。

二人の患者とも緊急手術が必要らしく、合同手術することになった。

キム・サブはインボムに執刀を命じ、ドンジュには助手を命じる。

不服なドンジュが部屋を出るとき目付きの鋭い男と肩がぶつかる。(ヤクザか!?)

その後、ソジョンとインボムがロッカー室で揉めている。

インボムと仲良くしようとするソジョンに対して「自分が婚外子とは言いにくいですよね」と言った。

どうやらインボムはソジョンの父親はコサン病院院長ト・ユンワン、つまり自分の父親だと思っているらしい。

インボムが担当する刺傷患者の手術が始まった。遅れて手術室に来たドンジュは、キム・サブに助手を外された。

もう一方の患者は、保険が効かない高額の治療が必要で、ソジョンが医事課長(室長)に治療を掛け合っていた。

ドンジュと肩をぶつけたヤクザ風の男が、ビタミン剤を打てとわめいている。

部屋の外には警官の姿。

この男、手術中の患者の命を狙っているらしい。

ソジョンが手術室のそばを通ると、追い出されたドンジュが座っている。

ソジョンから「言われても出てきてはダメ。戻るのよ」と忠告されたドンジュはトイレで先ほどのヤクザ風の男と出会う。

刃物らしき物を見たドンジュは、ヤクザが院内にいることを医事課長に伝える。

それから手術室に戻るドンジュ。

ところがキム・サブは「なぜ戻ってきたんだ。出て行け!」と言い、さらにドンジュの心構えを非難した。

「手術室では心を無にして仕事に当たれ。不満タラタラの顔で入ってくるな!」

(手術中にこんなに長々と怒鳴りながら説教などするものか?)

それでもドンジュは外に出れずにいる。

コサン病院の医師たちに、医師ではないのかと疑念を抱かれたソジョンは部屋から逃れる。

そして、手術室のまえでヤクザの男と出会う。

手術が一段落したと思ったら、ドアが開き、ソジョンが立っている。

「そんな格好で入ってくるな!」キム・サブが怒鳴った。

「すみません。先生」

ソジョンの首に鎌を突きつけたヤクザが入ってきた。

「責任者は誰だ?」

キム・サブが答えた。

「私です。用件は?」

ヤクザが叫んだ。

「その患者から離れろ!」

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