浪漫ドクター キム・サブ15話「角張った石症候群」

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コサン病院では、ト院長と会長の娘シン・ヒョンジョンが話している。「父の手術をする医師は実力があるの?」と聞く会長の娘はプ・ヨンジュの名前を知り、「あのとんでもない医者?」と驚く。

5年ほど前、プ・ヨンジュは代理手術をさせたと濡れ衣を着せられたのだ。当時、プ・ヨンジュはVIPの手術を院長から依頼されたが、何ヶ月も待っている患者を放っておけないと断った。しかし、院長はプ・ヨンジュに無断で多数の代理手術を実施したのだった。患者を騙してだ。この時に院長が言った言葉は「安心しろ。万が一の時は病院が責任を持つ」

昨日、濃厚なキスをしたドンジュとソジョンを目撃した?(多分(笑))医事課長は、ドンジュのそばに行って確認した。「プレゼントしたネックレスは着けていましたか?」ドンジュが「着けていなかったかと」と答えると、医事課長は「大変だ。ネックレスをしてないなら理由はどちらかです。ネックレスか送り主が気に入らない」(医事課長は、成功したドンジュをからかっている?一方、医事課長は看護師長にネックレスをプレゼントしたのかな?)

「私は失敗したのに先生は成功したから」と看護師長に嫌味ったらしく言うところをみると、きっとそうだろう。(笑)

早速ソジョンに電話して「ネックレスはしてますか?」と聞くドンジュ。

会長の病室には娘のシン・ヒョンジョンが訪れて、何やら深刻な様子。娘は退院を勧めている。「こんなひどい病院に任せられない」と言い、退院の手続きをしに部屋を出ようとする。と、そばで聞いていたソジョンが「退院には主治医の許可が必要です」

シン・ヒョンジョンが部屋から出ると、キム・サブが居た。「医学界から追放されたのに医師のフリなどしないで」と言いたい放題。「医学界からの追放はあなたたちの仕業だろう」とキム・サブは言い返す。「あなたのような医師に任せられない」と言うシン・ヒョンジョンに、キム・サブも「俺のような医師とはどういう意味ですか?具体的に言ってくれ」と引かない。「かつて、あなた方の言葉に惑わされて、あなた方と同じように生きていた自分を反省するためにキム・サブに名前を変えて反省しているんだ」と言うキム・サブ。二人の緊迫した場面は続く。

そばで聞いていたソジョンは、このあと看護師長に聞く。当時何があったのかと。(看護師長は何も知らないと否定するが明らかに知ってる様子(笑))

様子のおかしい患者を巡って、ドンジュと外科長、インボムの診断が食い違う。ドンジュが処置を指示するが、それを外科長が遮って違う指示を出す。そして、手術をインボムに指示する。ドンジュが「僕の患者です」と抗議するが、「CTも診れないヤツに任せられるか!」と外科長は言う。

憤って執務室に戻り、再び画像を確認するドンジュ。やはり納得がいかない様子。

キム・サブの部屋には会長の娘シン・ヒョンジョンが訪れていた。キム・サブが会長の手術をする目的を探るためだ。キム・サブはシン・ヒョンジョンに会長の病状を伝える。CTの画像を見たシン・ヒョンジョンは末期の肺がんだと知り、愕然とする。余命は長くて3ヶ月。

ドンジュは自身が担当する患者の診断が外科長と食い違うことをキム・サブに相談に行くが、会うことができず、ウ・ヨナと患者の手術の助手を交代してもらう。

ヨナはドンジュから頼まれた伝言メモをキム・サブに渡す。手術に入った患者のCT画像を確認して欲しいというメモだ。手術では、外科長とインボムが指摘した腸には異常がなく、ドンジュが指摘した膵臓に問題が認められた。

外科長の部屋では、この件でキム・サブが外科長に詰め寄っている。必死に弁解する外科長にインボムから連絡が入る。「腸ではなく膵臓でした」そして、インボムは膵臓手術の経験があるので、自分がやると報告する。ドンジュは前回嘘をついたインボムを疑う。インボムは手術を始めるが、どうも手付きがおぼつかない。行き詰まったインボムは外科長に電話する。外科長もしばらく現場を離れているらしく、気乗りしないまま手術室に入る。偉そうに講釈を垂れている割に動脈を傷付けて大慌てに・・・。膵臓を切除する失態になる寸前、ドンジュは動脈の損傷部位を発見した。僕がやってもいいかと問うドンジュに、外科長は「おまえの責任になるぞ」と言う。それでもドンジュは手術を始める。心配するスタッフたち。ドンジュは見事な手さばきで手術を完了する。外から見守るキム・サブは弟子の成長に満足そうな笑みを漏らす。

手術後、ドンジュはインボムを問い詰める。「いつまで嘘をつき続けるんだ」言い争いになった二人は殴り合いの喧嘩に・・・。巨体の看護師クさんが間に入ってやむなく終了(笑)

喧嘩後にキム・サブの部屋に呼ばれたドンジュとインボム。ドンジュが去った後に、キム・サブはインボムに言った。「会長は末期の肺がんだから手術は中止だと伝えておけ」キム・サブはインボムがト院長のスパイだと勘付いていたのだ。そして、インボムを信念のある男だと見込んでここに来させたのだと言った。しかし、それは見込み違いだった。「トルダム病院から出ていってくれ」と言われて、インボムは泣きそうに唇を噛みながら部屋から出て行った。

早速、父であるト院長に報告するインボム。「そろそろ僕もコサン病院に帰りたい」と言うが、ト院長に「状況が落ち着くまで残れ」と言われる。

早速、ト院長は会長の娘のシン・ヒョンジョンに会い、手術の中止を提案する。さらに「この機会にあなたが理事長になってはいかがでしょうか」

(キム・サブに手術を成功されると困るト院長の思惑がスケスケだ)

キム・サブは手術のスタッフたちを集めて、手術の中止を発表した。ところが、その場に秘書に付き添われた車椅子の会長が現れた。そして言った。「計画通り手術を進めよう」困惑するキム・サブやスタッフたち。末期の肺がんで死期が近いというのに、会長は何故リスクの高い人工心臓の交換手術を選択したのか?

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